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第4回「地域創生論」 『東北を変える北上市の都市戦略~産業政策のDNAと北上スタイルの胎動~』が行われました

授業関係
 4月28日の講義は、北上市長の高橋敏彦氏を講師として開講されました。高橋市長は、自己紹介の際に北上市で生まれてから11年前に北上市長に就任されるまでの経緯について述べた後、市長のまちづくりの理念は、「景観十年、風景百年、風土千年」という3つの言葉の中にあると述べられました。例えば市民が十年間続けた「おもてなし花いっぱい運動の心」が今の景観を創り、百年前の先人の行動と思いが、葦の川原を今では展勝地という日本を代表する桜の名所にし、更には世界遺産平泉を創った藤原秀衡ゆかりの地として千年の歳月が北上市の品格を育てた、とのお話に高橋市長のまちづくりに対する心情がうかがえました。

 南部藩最大の河港を擁していたこの地では、早くから企業誘致や人材育成に力が注がれ、「高いホスピタリテイ―と優秀なモノ創り人材」という地域資源が育まれたことから、企業集積が加速したということでした。北上市では、企業のフォローアップや研究開発支援、岩手大学等との産学官連携、ものづくり人材育成にも力を入れてきたこともあり、操業企業数や雇用の増加による流入人口の増加?定着という産業振興の成果につながったという事実がデータによって示されました。

 高橋市長は、「動き出した新総合計画」の中で、持続可能なまちづくり推進プロジェクトに戦略的に取り組んでいること、「あじさい都市」の構想や、北上スタイル2022で掲げている拠点再生、産業基盤の拡充等について述べた後、履修生や公開講座参加者からの質問にも丁寧に応答されて、90分の講義は終了となりました。
 冒頭に高橋市長から会場内の学生に向けて発信された、『(出身地が岩手であれ県外であれ、)自分達の出身地のために、汗をかいて欲しい』という力強い声掛けが印象的でした。