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第3回「地域創生論」 Technology For Digital Risk 『情報化が開く地域の未来』が行われました

授業関係
 第3回目の公開講義が、4月21日に「株式会社?エルテス」代表取締役 菅原貴弘氏を講師として開講されました。冒頭岡田学長より、菅原氏が紫波町のご出身で東京大学在学中に起業され、我が国の成長戦略であるデジタル田園都市国家構想等、DXによる地域活性化事業に取り組まれていることが紹介されました。

 菅原氏は、ご自身の経歴とエルテスグループが展開するデジタルリスク事業、AIセキュリティ事業、DX推進事業についての紹介の後、エルテスの本店を岩手県紫波町に移転した理由として、出身地でもあり納税者として貢献ができるだけでなく、全国5か所の候補地を比較検討した結果、紫波町には新たな課題に対して最も真摯に取り組んできた実績があった点を挙げられました。

 特に受講者の関心を集めたのが、「スマートシティと地方創生」、「デジタル田園都市国家構想」に関する説明で、行政や自治体が抱える課題や世界と比較してデジタル化が進んでいない日本の現状を踏まえ、『デジタル社会が到来するのを待つのではなく、エルテスが自ら地域DXの補填をしてスマートシティを構築する』、という前向きな経営姿勢が印象的でした。
 また菅原氏は、デジタルガバメント先進国エストニアとのパイプを構築してデジタルガバメント化の推進を行ってきた経緯に触れ、2020年に設立したJAPANDXが中心となって、民間企業のサービスやテクノロジーを集結して地方自治体に還元するデジタルPFIや、スーパーアプリの提供等のDXに積極的に関わってゆく方針を示されました。

 会場とのやり取りの中では、日本のDX化が遅れたのは、インターネットとは異なる専用回線を考えたこと、DXにより雇用を失う人がいることに配慮したため、との指摘がなされました。新たな仕組みを作る時には、必ず「既得権益を持っていた人とそれを守る法制度との軋轢が生じる」こと、それらの規制改革等についても言及されました。

 また、会場の富士大生に向けて、『今世の中が変わろうとしている中で、気概を持って生きる』必要性を強調され、『岩手県内に本店を持つベンチャー企業であるエルテスグループに就職し、安全で豊かなデジタル社会をめざす仕事に挑戦してみては』、という進路に関するお話も伺って、有意義な授業となりました。
 同社の詳しい事業内容は、ホームページhttps://eltes.co.jpを参照願います。