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遠藤ゼミ(専門演習Ⅰ)で高速道路樹木(メンテナンスで発生する伐採木等)有効利用実証試験をフィールドワークしました。

授業関係
 10月31日と11月1日の二日間、ゼミの研究テーマ「地域環境資源である森林の果たす多面的機能」および「企業における環境保全?持続型?循環型の事業展開」の具体事例の調査(体験)として花巻市幸田の社会福祉法人悠和会「銀河の里」で行われた「小型移動式チッパー実証試験」をフィールドワークしました(写真1)。
 
 この実証試験は、農林水産省林野庁事業「地域内エコシステムモデル構築事業」の支援を受け行われたものです。現在、高速道路の樹木(防風林や景観林)はメンテナンスで伐採され廃棄(産業廃棄物処理)されています。その材を利用しチップボイラー用燃料チップや畜産用敷料(豚舎や牛舎用)を製造する実証試験です。
 小型破砕機の運転条件を変えることで、燃料用チップ、畜産用敷料、堆肥原料等の併産が可能かを、原料の違い(針葉樹のみ、広葉樹のみ、その混合材、製材背板)や部位の違い(幹材、枝葉材)で製品サンプルをつくりました。そのサンプルがボイラーメーカーや敷料ユーザーで評価されます。この破砕機に入らない直径20㎝以上材からは薪が生産されます。
 原料はネクスコ東日本(株)北上管理事務所から提供されたものです。上記の「地域内エコシステム(木質バイオマス有効利用)」により地域経済?環境効果が実現します。
 ネクスコ東日本㈱には産業廃棄物処理費用の低減のメリット及び事業起因温暖化ガス低減のCSR具現化。一方、安定安価な原料(高速道路メンテナンス発生バイオマス)から安価な燃料、敷料の生産事業が可能となり、地産地消の地域経済効果(化石燃料代替、雇用効果等)と環境効果(カーボンニュートラル)の実現になります。
 参加したゼミ生(多田尚平君、新川蓮晃君)は原料材の分別作業や破砕作業に従事しました(写真2、写真3、写真4)。感想は、『小型移動式チッパーの実用性および地域内エコシステムの実現性を実感できた。」というものでした。遠藤ゼミではこの実証試験をゼミテーマとし卒論指導に活用しています。


写真1)実証試験参加者(1日目) 左から二人目が多田君、三人目が新川君。

                 
写真2)大径材(直径20cm以上の薪用)重量測定作業


写真3)分別作業(実証試験なので実施。実際時はこの作業は有りません。)

                 
写真4)限界材の投入試験(広葉樹 幹部)           写真5)背板の破砕試験