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株式会社アイオー精密本社工場をフィールドワークしました。 ―大学院「地域産業特論」 市内最大の地場産業(製造業現場)FW-

大学院
 大学院(経済?経営システム研究科)の地域産業特論(担当:岡田学長、堀准教授、遠藤教授)では、岩手県内の地域産業事例からの学びを取り入れています。
 2020年1月16日(木) 地元花巻市にある(株)アイオー精密をフィールドワークしました。(株)アイオー精密は、産業用ロボット向けの精密金属部品を製造しています。受託型加工業としては日本最大級の規模(社員545名)で、ドイツのメルセデスやBMWの工場へも納品している世界企業です。
 その詳細は、昨年6月6日(木)の本学公開授業「地域創生論」第9回において、該社代表取締役社長の鬼柳一宏氏から、『花巻発!「未来デジタルものづくり」への挑戦』というご講義をいただきました1)。その講義内容の復習と吟味(現場現物での理解促進)を社会人入学の大学院1年生とFWしました。
 今回、ご担当いただきました総務部眞田様から企業概要説明、その後、製造部久保田様より工場内の生産体制とシステムの現場見学及び説明をいただきました。
 該社の強みは、「変種変量?超短納期生産」というビジネスモデルの確立にあります。超少量?超多品種生産において、顧客の望む製品を必要な数量だけ、求めに応ずる納期で受注生産(在庫はしない)しています。しかも超短納期です。最短は当日受注、当日出荷も可能としています。従って、生産計画の組替えは日常的に発生しますが、納期遵守率は99.998%を達成。“ものづくりのコンビニ工場を実現”。
 この生産を支えるのが「社内一貫生産体制」と「ITを積極活用した管理体制」です。
 従来、この分野はそれぞれに得意分野を持った中小企業が狭い地域に集積し、その中を一廻りすることによって部品が完成する、「町ぐるみ」での「ものづくり」だったそうです。
 該社は30年かけ一つひとつのノウハウを積み上げ、様々な分野を一つの工場に集約する「社内一貫体制」を作り上げました。見学では、工場内は製品の多様化に合わせて、日進月歩的にあちらこちらでその内製化が更新されている事が実感できました。
 今回のFWは、単に製造現場(精密金属部品加工)の見学というのみでなく、該社の企業風土、企業文化についての見聞も広められた有効な時間となりました。

1)「地域創生論」内容は、/news/30615をご参照下さい。